科学的な栽培技術開発・普及への取り組み事例①
カルビーポテトでは、全国各契約産地に配属されている産地担当者(フィールドマン)から契約生産者生産者の 皆様に、ジャガイモ栽培技術情報提供・栽培工程改善などの支援をはじめ、データにもとづく科学的な栽培技術の開発・普及にも取り組んでいます。
今回はその取り組み事例として、北海道網走地区の当社女満別支所産地担当者とソフトバンク社様のご協力により同社の「e-kakashi(イーカカシ)」を活用した栽培実証実験についてご紹介します。
近年の地球温暖化による干ばつでジャガイモ収穫量が低下する影響が出てきています。このような影響下においても安定した収穫量となるように、「e-kakashi」から得られたデータ(土壌体積含水率など)を活用して、
潅水(かんすい:農作物などに散水すること)設備「リールマシーン」による
最適なタイミングでの潅水を行う試験区において実証実験を行いました。その結果、降水による水分補給のみの 慣行区と比べ、収穫量が約1.2~1.5倍という結果となり、その有効性が確認されました。
詳細につきましては、以下のリンク先よりご確認ください。
世界トップレベルの高反収・高品質を日本の多様な気象と土壌環境で実現できる『世界に誇れる万年豊作』の実現に向けて、更なる科学的栽培技術の開発と普及に取り組んで参ります。